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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

作文が苦手な子どもにオススメの基本の読書感想文の書き方

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こんにちは😃

 

晴田そわかです。

 

今回の記事では

★読書感想文ってどう書けばいいの?

★作文って苦手!

★低学年の読書感想文の宿題、どうやって書かせたら良いか分からない!

 

等のお悩みをお持ちのお子さんやおうちの方へ向けて

《作文が苦手な子どもにオススメの基本の読書感想文の書き方》を紹介させて頂きます

 

 

 

 


🔲基本の読書感想文の構成:はじめ・中・終わり

読書感想文は、長期休みの間や読書の秋である二学期に宿題として出される学校も多いことと思います。

 

しかし、作文や感想文など、書くことに苦手意識を持っているお子さんはとても多いです。

また、低学年の親御さんなどは、1年生がこんなにたくさん文章を書かなければいけないの?感想文って、どうやって書かせればよいのか分からない!とお悩みの方もいらっしゃることでしょう。

 

読書感想文は、基本の書き方の構成を覚えておけば誰でも簡単に書くことができます。

 

基本の書き方の構成は

はじめ・中・終わりです。

 

これは、読書感想文にかぎらず、ほかの作文、あるいは物語等を書く際にも役に立つ基本的な構成です。

 

それぞれの構成の部分でどのようなことを書けばよいのか、以下の各章で説明をしていきます。

 

🔲タイトルは明確に

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読書感想文のタイトルは、分かりやすいものが良いと思います。

低学年、中学年くらいであれば

『(本のタイトル)を読んで』

と書くのが、一番簡単で良いでしょう。

もちろん、ほかにカッコいいタイトルが思いつく場合は、そちらでも良いと思います。

 

高学年であれば、

一番伝えたいテーマを簡潔なことばでまとめると良いと思います。

 

たとえば

 

・平和について考える ―〇〇を読んで―

・友だちとなかよくするために

・本当の友情と何か

・環境問題について考える

・地球のためにわたしができること

 

など、読んだ本のテーマがタイトルの文言に入るようにすれば良いと思います。

🔲第一段落(はじめ)は、本のタイトルと選んだ理由を書く

読書感想文の基本、はじめ・中・おわりのうち、

はじめの部分(第一段落)には…

本のタイトルとその本を選んだ理由を書きましょう。

 

低学年の書き出し例は

・わたしは夏休みに『(本のタイトル)』という本を読みました。この本を読もうと思ったわけは(〇〇〇〇)だからです。

 

理由は正直に素直に書けばよいと思います(#^.^#)

たとえば、

・平和について考えてみようと思ったから

・お母さんにすすめられて、自分も読んでみたいと思ったから 等

 

高学年であれば自分の現実問題と理由をつなげられればより良いです(^^♪

たとえば

・わたしの住んでいる地域ではたばこのポイ捨てが問題になっており、環境について深く考えてみたいと思ったからです。

・最近、いじめの問題に関する悲しいニュースをよく耳にします。わたしは、いじめの問題について深く考えてみたいと思い、この本を選びました。 等

 

🔲第二段落以降(中)は、心に残った場面と理由を書く

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読書感想文の基本、はじめ・中・おわりのうち、

中の部分(第二段落以降)には…

心に残った場面とその理由(2~3場面くらい)を書きましょう。

 

まず、一番心に残った場面とその理由を書きます。

・一番心に残った場面は〇〇が〇〇をした場面です。

 わけは、〇〇です。

が基本の形です。

 

わけは、より詳しく書きます。

たとえば、その場面で自分はどう思ったのか。

・悲しかった ・すごいなあと尊敬した ・嬉しかった

・泣きそうな気持になった ・わくわくどきどきした ・びっくりした などの

感情を表す言葉をいれると、文章がより生き生きとしてきます。

 

その際、自分の体験などもまじえて書くとよりよいです。

または、もしも自分がその立場だったらどうするか?という視点で書くのも面白いと思います。

 

つぎに、二番目に心に残った場面とその理由を書きます。

ここで段落を変えると読みやすい文章となります。

 

文字数の余裕があれば

つぎに、三番目に心に残った場面とその理由を書きます。

 

多くても心に残った場面を書くのは3つまでが良いでしょう。

個人的にはできれば2つのほうが良いと思います。

4つ5つと心に残った場面を書き並べていく文章よりは、2つ3つの心に残った場面をくわしく説明する文章のほうが内容も濃くなります。

 

🔲最終段落(終わり)は、まとめを書く

読書感想文の基本、はじめ・中・おわりのうち、

おわりの部分(最終段落)には…

まとめを書きましょう。

 

まとめとは、中の部分で書いたことのおさらいです。

中の部分で書いたことに対して、自分はどう思うのかということを再び書くことです。

 

たとえば、

・わたしは、〇〇のときに〇〇の行動をした〇〇をすごいと思います。

 わたしも〇〇のような人になりたいと思います。そのために、〇〇〇することをがんばりたいです。

 

等の

これからの目標を書いても良いですし、

 

・今回、〇〇を読み、〇〇について深く考えることができました。〇〇には〇〇な問題があります。しかし、わたしは〇〇することで、その問題を解決していきたいと思います。

 

等の

これから自分にできることは何かについて書くのも良いでしょう。

 

まとめの部分では

自分の意見、

自分にこれからできることなどを書くととても良いです。

 

以上は

あくまでも

読書感想文の書き方の基本の一例になります。

ほかにも、様々な切り口から感想文を書くことは可能です。

 

しかし、紹介させていただきた基本の書き方は

作文が苦手なお子さんにとって簡潔でわかりやすいものだと思います♪

 

これから

読書感想文を書くことがあれば、参考のひとつにして頂けますと嬉しく思います。

 

読書の記事も先日アップさせて頂きましたので

興味のある方はこちらの記事をお読みください👇

 

www.harutasowaka.com

 

 

では

今回はここまでにします(#^.^#)

 

最後までお読みいただきありがとうございます♪

 

楽しんで作文に取り組む子どもたちが増えることを願っています。