Web Analytics

晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

小学生がドハマり!百人一首・坊主めくりの基本ルールと遊び方

f:id:sowakaharuta:20211108135745j:plain


こんにちは(#^^#)

 

晴田そわかです。

 

前回の記事では、≪小学校低学年から出来る!五色百人一首の魅力と遊び方≫について紹介させて頂きました。普通の百人一首の遊び方を知りたい方はこちらをご参照ください👇

www.harutasowaka.com

 

今回の記事では、百人一首の絵札を使った簡単なゲーム坊主めくりについて、

基本ルールと遊び方を紹介させて頂きます。

 

坊主めくりのルールを知りたい

坊主めくりの遊び方を知りたい

百人一首を使った簡単なゲームを知りたい

百人一首が難しいので、もう少し簡単なゲームで遊びたい

等の方には、特におすすめの記事となっています。

 

 

 

❖小学生もドハマり!坊主めくりとは?

わたしが、子どもたちと百人一首の学習をしていたときに、人気の高かったゲームが坊主めくりです。

 

通常の百人一首は、なかなか札が取れなくていつも負けてしまい、悔しい思いをしてしまうという子どもたちも、坊主めくり』であれば、勝てる!というケースがたくさんあり、盛り上がりました。

 

坊主めくりとは?◆ 百人一首の絵札(100枚)のみを使ったゲーム。                  ルールに則って山札から1ずつ順番に札を引いていき、一番最後に最も多く札を持っていた者が勝ちとなる。勝敗の要素は100%運の運ゲームでもある。

 

百人一首に苦手意識がある子どもたちでも、楽しく取り組むことが出来るゲームです。

ルールが簡単ですので、幼稚園児からでも遊ぶことができます。また、おうちでも家族で簡単に遊べますので、百人一首の導入に最適のゲームであると思います。

 

坊主めくりの基本ルールと遊び方

坊主めくりで使用する札】

f:id:sowakaharuta:20211108135806j:plain

上の写真のように、

百人一首には、文字のみの【字札】と絵入りの【絵札(読み札)】の2種類の札があります。

 

坊主めくりでは、このうち絵札のみ(100枚)を使います。

字札は使いませんのでしまっておきます。

 

【絵札の種類】

次に、絵札の種類を確認していきます。

百人一首の絵札は、4種類に分けることができます。

坊主めくりでは、この絵札の種類が勝敗に大きく関係してきます。

 

①姫(ひめ)

f:id:sowakaharuta:20211108135845j:plain

女の人が書かれている絵札を姫(ひめ)と言います。

この札が出ると、捨て札すべてを得ることができます。

 

天皇(台付き)

f:id:sowakaharuta:20211108135928j:plain

 

天皇の描かれた札です。台付きとも呼び、縁が色鮮やかな台座が描かれているのがポイントです。札の下方を見ると、台座があります。帽子をかぶっています。

この札が出ると、捨て札を十枚もらうことができます。

 

③殿(との)

f:id:sowakaharuta:20211108135913j:plain


天皇以外の、男性が描かれた札です。

イラストの下方をみると、色鮮やかな台座がありません。

帽子をかぶっています。

 

このカードが出ると、捨て札になります。

百人一首の絵札の中で一番数が多い札になります。

 

④坊主(ぼうず)

f:id:sowakaharuta:20211108135945j:plain

坊主(ぼうず)の描かれて札です。

イラストの頭を見れば一目瞭然です。

このカードが出来ると、現在の持ち札すべてを捨て札にしなければなりません。

 

【注】蝉丸(せみまる)

f:id:sowakaharuta:20211108140008j:plain

蝉丸は、頭巾をかぶった坊主です。

扱いは、基本的には坊主と一緒です。

 

※この蝉丸は、帽子を付けた唯一の坊主です。

その希少性から地方によっては、蝉丸最強ルール(すべての人の持ち札と捨て札を獲得できる)というものもあったりします。わたしは、子どもが混乱するので、学校では、このルールは適用していませんでした(;^ω^)

 

【ゲームの流れ】

⓵参加者は、じゃんけんをして、札をめくる順番を決めます。

(参加人数は決まっていませんが、5~6人くらいが、一番盛り上がって面白いです。)

 

②絵札を混ぜ、ひとつの山にして床やテーブルに置き、参加者はその山を中心に囲んで座る。

f:id:sowakaharuta:20211108140342j:plain

 

③上から順番に山札から札を1枚ずつ、決められた順番通りに引いていきます。

 

姫のカードが出たら、捨て札をぜんぶもらいます。

天皇のカードは、捨て札を10枚もらいます。

※もらえる、捨て札が1枚も場にない時には、貰えません。



殿のカードが出たら、その札のみ山札の横に表を向けて捨てましょう。

坊主が出たら、持ち札すべてを捨てます。

f:id:sowakaharuta:20211108140355j:plain

👆この写真は、天皇のカードですが、捨て札の位置のイメージをつかんでもらうために

載せました。

殿、坊主のカードが出たときは、このように捨てていきます。

 

姫、天皇のカードが出たときは、この捨て札から札を得ることができます。

 

山札の札がすべてなくなったらゲーム終了

このときに、一番札を多く持っていた人の勝ちになります(*^-^*)

 

❖泣かない・いばらない・文句を言わない3つのお約束

さて、この坊主めくり百人一首も、子どもたちが盛り上がる非常に楽しいゲームです。

 

しかし、反面子どもというものは、勝ち負けに非常にこだわるものです。

 

わたしが

学校で子どもたちと百人一首坊主めくりをする際には、

みんなが楽しい気持ちで取り組むために

「泣かない」「いばらない」「文句を言わない」の3つのルールを徹底していました。

 

⓵負けても泣かないこと

②勝ってもいばらないこと

③くやしくても文句や悪口を言わないこと です。

 

このルールの徹底ができれば、ゲームはとても楽しくできます(*^-^*)

 

おうちでは、必要のないルールだとは思いますが、

参考までに(;^ω^)

 

 

時間のある時に、

子どもたちと一緒にするととても楽しいゲームです。

子どもとのコミュニケーションにぜひご家族でやってみてはいかがでしょうか(*^-^*)

 

坊主めくりの札は、前回紹介させて頂いた五色百人一首でもできますが、

普通の百人一首のほうが色がわからないのでお持ちの方はそちらのほうが良いと思います。百人一首を全くお持ちでない初心者の方は、購入される場合は五色百人一首のほうの購入をおすすめします。

 

今回はここまでにします。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。