こんにちは!(^^)!
晴田そわかです。
読書の秋、
学校の宿題などでも、読書感想文を書く機会の多い季節となりました。
子どもが感想文を書くときの選書について、お悩みの方はいませんか?
今回の記事では
≪高学年の児童にオススメの読書感想文用の本 4選 2021年度≫を紹介させて頂きます。
低学年の児童のオススメの本については、こちらの記事をお読みください↓
また、中学年の児童のオススメの本については、こちらの記事になります↓
- 🔲高学年の児童の読書感想文用の本を選ぶポイント
- 🔲高学年の児童におすすめの読書感想文用の本🔱1⃣十五少年漂流記
- 🔲高学年の児童におすすめの読書感想文用の本🔱2⃣飛ぶ教室
- 🔲高学年の児童におすすめの読書感想文用の本🔱3⃣ヒロシマ 消えたかぞく
- 🔲高学年の児童におすすめの読書感想文用の本🔱4⃣伝記 マザーテレサ
🔲高学年の児童の読書感想文用の本を選ぶポイント
≪おすすめの読書感想文用の本 4選 2021年度≫のシリーズも、
低学年、中学年の記事と書かせて頂きましたが、今回は高学年のお子さんに向けての記事です。
低学年の児童へのおすすめの本を書かせていただいた際に
感想文用の本を選ぶポイント3つ
❶テーマが明確でわかりやすい本
❷子どもと共通点がある本
❸わくわく、どきどき、はらはら等の感動がある本
を紹介させて頂きました(#^^#)
高学年であっても、基本のこのポイントは変わりません。
しかし、
高学年となると、❸のポイントに加えて、よりメッセージ性の強い作品を選ぶと、感想文が書きやすいと思います。
命や、生きること、人生、環境問題など重厚なテーマ性のある
伝記やノンフィクション、名作文学等は特にオススメです。
さらに、内容が薄っぺらいものにならないためにも、それなりのボリュームのある本を選ぶことをオススメしますが、
活字が多い本はとにかく苦手だという子どもさんは、それなりにメッセージ性のあると思われる作品で、かつ写真が多めのノンフィクションなどはオススメだと思います。
🔲高学年の児童におすすめの読書感想文用の本🔱1⃣十五少年漂流記
タイトルの原題直訳は、『二年間の休暇』であり、無人島に漂流した15人の子どもたちが、ときには対立をしながらも協力しあって生活をしていく冒険ロマン小説。
『海底二万マイル』や『80日間世界一周』などの作品でも有名な冒険小説の大家、ジュールベルヌの大作です。
『友情』『勇気』『努力』『成長』をテーマに、十五人の少年たちの人間模様と冒険が事細かに綴られた作品です。伝記やノンフィクションは苦手だというお子さんでも、わくわく感を持って、楽しく読み進めることができます。
また、魅力的な人物が多数登場し、各登場人物の性格の違いがはっきりとしており、特定の人物に感情移入しやすい作品です。そのため、読書感想文を書く際には、登場人物のキャラと自分の性格等を比較して書くことができるので、オススメです。
わたしが
小学生のころに読んだ本のなかで
一番すきな作品がこのジュールベルヌの『十五少年漂流記』でした(#^^#)
冒険好きの少年・少女はきっと気に入る作品だと思います。
子どもが一番読みやすいのが講談社版だと思います。
角川版は安いですが、普通の文庫本です、読書が好きなお子さんや大人向けだと思います。
創元文庫版は、できるだけ完訳に近い作品を読みたい方におすすめです。
🔲高学年の児童におすすめの読書感想文用の本🔱2⃣飛ぶ教室
クリスマスを目前にした寄宿学校の五人の少年たちの友情と絆の物語。
エーリヒ・ケストナーが描く涙あり、笑いありの感動の物語。
感動もののお話が好きな子どもさんに、ぜひともおすすめしたい名作中の名作です。
『友情』を大きなテーマとし、学校を舞台にした作品ですので、子どもとの共通点も多く、登場人物と自分を比較して感想文が書きやすい作品だと思います。
🔲高学年の児童におすすめの読書感想文用の本🔱3⃣ヒロシマ 消えたかぞく
ヒロシマ 消えたかぞく
散髪屋を営む鈴木六郎さん一家6人の、広島原爆投下後のお話。
戦争のむごさと、平和の尊さを身に染みて感じさせてくれる一冊です。
大判の写真絵本で、内容量も41ページと少なめですが、
『命』と『平和』という重厚なテーマであり、高学年の児童が読書感想文を書くのにぴったりの作品です。写真の内容は、強烈にわたしたちに平和とはなにか、命とはなにか、戦争とはなにか、ということについて訴えかけます。
活字や長文は苦手だという子どもさんでも、読みやすく、内容もよく理解できると思います。
感想文用の本としてだけではなく、
『命の重み』『戦争のむごさ』『平和の尊さ』を魂で感じることができる1冊だと思います。唯一の被爆国民である日本人として、子どもとともにぜひ読んでほしい本です。
🔲高学年の児童におすすめの読書感想文用の本🔱4⃣伝記 マザーテレサ
伝記 マザーテレサ
愛の心をもって、貧しい人々を助けることに人生を費やしたマザーテレサの人生録。
本当の愛とは何か、思いやりとはなにか、ということについて考えさせられる伝記です。
高学年のお子さんの読書感想文用の本としてぜひおすすめしたいジャンルのひとつが伝記です。
伝記は個人の事績の記録です。
世界的な偉人、聖人と呼ばれる人物について、その業績や人生をくわしく記した本が多いです。
伝記は、低学年・中学年の子どもたちには読むのが難しいことも多いですが、高学年のお子さんであれば、読みこなせると思います。
読書感想文を書く際は、伝記の人物のどこがすごかったか、どこに憧れるのか、という視点から詳しく書くことができると思います。
マザーテレサは、ひたすら愛の行動に徹して生きた人物であり、彼女の生き方はさまざまな人の人生に影響を与えています。
人と人との関係が希薄になってきている現代において、ぜひ子どもたちに読んでほしい伝記のひとつです。
伝記に興味があるけれど、何の伝記から、読み始めようか?
と考えているお子さんには、ぜひこのマザーテレサを一番におすすめしたいと思います。
今回は
愛に生きたマザーテレサを紹介させて頂きましが、ほかにもたくさんの素晴らし人物について書かれた伝記はたくさんあります。自分の興味のある人物について、探してみるのも面白いと思います。
最後までお読み頂きありがとごうございました。
すてきな本との巡り合いが
すてきな読書感想文を書くための第一歩です(*^-^*)
自分にあった書籍と出会えると良いですね。
基本の読書感想文の書き方についてはこちら↓